Network

慶應義塾スマートネットワーク研究センターは情報工学科の山中直明教授を代表にIT技術を用いたスマートな社会、特にスマートグリッドや次世代の電力制御網の研究を行っています。 そのスマートグリッドの中でインフラを持たない電力会社EVNOとその制御技術としてP2Pのプロトコルを使った新しい電力ネットワークシステムを提案しています。
慶應義塾大学理工学部システムデザイン工学科 西研究室では、インターネットや様々なデバイスを中心とした情報通信網が浸透した、その先に来るべき社会を見据えた研究を進めています。

慶應義塾大学理工学部 電子工学科 久保亮吾研究室では、インフラサービスの観点から人と環境にやさしい社会の実現を目指しています。研究室では、対象を自由自在に操作するための制御工学と複数の対象をネットワークで繋ぐ情報通信工学の学問領域で研究が行われています。

"システムが高機能化されていくと、豊かな生活として、今まで実現できなかったようなサービス、例えば電力のサービス であったり、情報通信のサービスが実現できるようになります。それに加えてただ豊かになるだけでなく、持続可能な社会でなければならないので消費エネル ギーを削減し、かつ豊かな様々なサービスができるような社会を実現できると考えています。"

異なる学問を研究して見えてくる将来のネットワーク化社会。 制御工学と情報通信工学を融合する事で研究室では2つの新たな技術の研究開発を行っています。

現在のネットワーク技術ではネットワークの効率性をいかに上げていくかといったところに注目した研究が広く行われていますが、慶應義塾大学理工学部情報工学科 金子研究室ではアプリケーションの視点から次世代ネットワーク環境を築くための研究を行っています。

"これまでのネットワークの進化を考えていくと、一番最初に電信技術があって、電話の技術があって、インターネット、 そして今次何かという事を研究している訳ですが、電信から電話に来る時に、何がイノベーションになったかというと、新しいネットワークの利用方法、それは 口でしゃべったものが相手に伝わるというところが一番大きいイノベーションだったわけです。電話からインターネットになった時には、何がイノベーションに なったのかと言うと、コンピュータが直接別のコンピュータにデータを送れるようになった。そこがイノベーションなわけです。新しいものが何なのかと言った ところを見ずして、新しいネットワークの形を生み出していく事は難しいというわけで、我々はどこに注目しているかというと、次に必要なアプリケーションは 何なのかといったところを見出していく。そこに注力をあてていく点が他の研究室とは大きく異なるところです。"

慶應義塾大学理工学部情報工学科 松谷研究室では、データセンター、クラウド、ビッグデータ向けの大規模ネットワークから、チップ内ネットワークのような微細なネットワークまで、様々なスケールのネットワークを研究しています。

"当研究室では、ビッグデータ利活用のための計算機基盤として、現在主として四つの研究を行っております。一つ目は、 ビッグデータを利活用するためのデータベースの高速化の研究です。具体的には、No SQL、構造化ストレージと呼ばれているスケーラビリティの高いデータベースをハードウェアを用いて高速化するという研究を行っています。"

松谷研究室ではデータベースの高速化のために、10ギガビットイーサネットを4本備えたFPGAボードを用いて、構造型ストレージの専用ハードウェアを開発しています。実際の顔認識システムから送られてくる人物情報を蓄積し、これを高速に検索できます。