スマートフォンをLED光源にかざして情報をキャッチ

パナソニックはLEDを光源として使い、そこから発信されるさまざまな情報を載せた光ID信号をスマートフォンで読み取れるようにした技術を開発しました。

"従来は発信する側のLEDが高速で点滅するという点では過去からありました。しかし、一般のスマートフォンで読み取 れるようにするには、人間の目で見ても明るさの変化が分かると言う仕組みでした。今回当社が開発したものは人間の目で見ても点滅、あるいは明るさの変化が 全く分からない高周波で変化をさせることができています。それを一般のスマートフォンで読み取れるようにしたスマートフォン側の技術が特長になります。"

今回開発した技術では毎秒数キロビットという従来技術の数百倍のスピードで光IDを高速送受信することが可能です。この技術は店舗での商品説明の補 助ツールとして使われたり、街中(まちなか)でLEDを光源としている看板から情報を取り出すソリューションとして使われたりすることが考えられます。ま たデジタルサイネージからより詳しい情報を取り出したり、多言語での説明を受けたりするような応用も考えられています。

"この技術は発信する側はお店の設備だったり、公共施設の設備だったりします。それに対して、発信した情報を受け取っ ていただくのは一般の消費者であったり通行人になります。その方々がお持ちのスマートフォンで利用できないと意味が無い、と言うのが今回の技術開発の根幹 にありました。パナソニックだけではなく、いろいろな形で仕上げていただくメーカー、ITのシステムインテグレータ、それを使ってサービスを展開する企業 とのアライアンスも考えていかなければならないと思っています。"

パナソニックは2016年3月までに光IDを発信する商品のリリースを考えていますが、本格的な事業展開は2016年度からを予定しています。

 

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