極微小電流信号を増幅するプログラマブル電流増幅器

エヌエフ回路設計ブロックは、研究開発や生産ライン向けの各種電子計測器、電源機器を提供しています。また、人工衛星やはやぶさにも搭載された電子部品や制御回路などを供給しています。 エヌエフが微小信号測定用に最近開発した「プログラマブル電流増幅器CA5350」は、センサから出力される非常に小さな電流信号を増幅します。その性能・機能・操作性により、さまざまな電流出力センサからの信号の増幅が可能になりました。

"増幅する度合い(増幅度)をフロントパネルの操作で簡単に広範囲に切り替えられます。他社にも似たようなアンプはありますが、それらに比べ、1桁、2桁、場合によっては3桁くらい高速に応答します。 安定度を犠牲にすれば高速応答は簡単に実現できますが、この製品の最大の特長は、安定性と高速応答性を両立させている点です。"

この製品には、電流増幅器の特性を左右する帰還容量をゼロにする回路と、入力容量の影響を受けにくい回路という、新しい技術を取り入れた電子部品(モジュール、英語はModuleがよい)が内蔵されています。

"製品の中には、当社が開発した電子部品(ハイブリッドIC)が入っています。増幅度は7個のハイブリッドICを切り替えています。 他社製品にはない高速応答、安定性、その両方のバランスを両立させる技術はハイブリッドICの中に凝縮されています。"

CA5350は高速応答によって生じるノイズを除去するフィルタ、暗電流をキャンセルする電流サプレッションなどの機能も備えています。 現在原子間力顕微鏡や走査型顕微鏡における電流検出、半導体やMEMSなどの先端研究分野で使用されています。国内では2013年9月より販売していますが、エヌエフ回路設計ブロックでは、海外のR&D向けにも展開していきます。

 

 

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