5分程度で心血管構造を3DCGモデル化して表示できるシステム

 

"こちらでは、生まれつき心臓に病気を持つ赤ちゃんの複雑な心臓の構造を3DCGで分かりやすく、かつ短い時間でそのCGを作って表現できるシステムを展示しています。"

"赤ちゃんをMRIやCTといった最初から3Dが撮れる機械に入れる事はできないので、エコーの画像を使います。エ コーの画像は画質が荒いので、そこから自動的に作るのは非常に難しいです。ですので、専門医がエコーの画像を参考にしながら、いくつか手作業を加えていっ て、かつテンプレートの3Dモデルを用意しているので、そのテンプレートから徐々にその赤ちゃんのモデルへちょっとずつ変えていく、そういった操作を繰り 返す事によって、5分程度で作れるというコンセプトになっています。"

"もちろん専門医ですので、エコーを見ただけで頭の中に3Dのイメージは浮かんでいます。ですが、それを他の人に伝え る手段が今まで無かったんです。一緒に治療する医療スタッフ、家族のお父さん、お母さんなどに頭の中のイメージを伝えられないという問題がありまして、そ れをこのシステムを使うことで短時間でできるようになりました。"

"今回、3DCGで心臓を作っていますが、一般的に使われているメッシュモデルではなくて、血管や臓器を表現するのに 適したスケルトンあるいは球座標というデータ構造を用いています。こういったことは、人間の体の他の臓器や生体をモデリングするのには良いモデルではない かと考えています。"

"今実際の臨床現場で使えることを目指して、いろんな症例を蓄積していこうと考えています。蓄積していって、電子カル テと連動して、必要な場合はすぐ呼び出してすぐ使える、そして記録も残っていく、そしてそれもまた教育に使っていくということを目指して、開発を進めてる ところです。"

Source by:
国立循環器病研究センター
京都大学
奈良先端科学技術大学院大学
デジタルコンテンツEXPO 2013

 

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