光の利用効率10倍の次世代ディスプレイ「IGZO MEMSディスプレイ」

 

これは、シャープとPixtronix社が、次世代のディスプレイとして共同で開発中の「IGZO MEMSディスプレイ」です。

各画素上に設けた微小なMEMSシャッターを開閉して光の量を制御することで、階調を表示し、シャッターの背面にバックライトとして置いたR、G、 BのLEDを順番に点灯させることでカラーを表示する仕組みで、あらゆる環境下で視認性と色再現性が高く、消費電力を格段に低くできるのが特徴です。

"既存の液晶と比べると、まず色を付けるカラーフィルターと色を遮る偏光板がありませんので、その分、光の減衰がありませんので、光を有効に利用できます。バックライトからの光が直接目に届くことによる高純度な色、明るさを見ていたただきたいと思います。"

光の利用効率は、カラーフィルターを使う従来の液晶の約10倍程度で、低消費電力を重視したモードと色再現性を重視したモードを切り替えるといった使い方が可能です。

また、微小なシャッターの駆動回路を構成するTFTに、環境温度に対する特性の変動が少ないIGZOの技術を応用したことで、幅広い温度条件で使うことができます。

"全く新しい技術ですので、シャッターをプロセスで作る上で歩留まりとかいったところを今後向上させていくことが課題です。"

 

Source by:
Sharp
CEATEC JAPAN 2013

 

 

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