触れないで操作できる空中タッチディスプレイ

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アスカネットが開発したAIプレートは、通過した光を空中に結像させることができる次世代の表示デバイスです。

このデバイスと最新のセンサーを組み合わせる事で、空中でタッチする動作で、空中に映し出した映像を操作する事が可能になります。

プレート面から45度を基軸として±20度が視野角となり、その方向にいる人のみ映像が見えます。銀行ATMにこのシステムを適用すれば、操作して いる人の映像を横から見る事ができないので、覗き見防止になります。さらにデバイス自体に触れることがないので、指紋が付かないというメリットもありま す。

"当社が開発したAIプレートは一見単なるガラスのように見えますが、実は中が2回くらい光が反射するようになってい る光学的なデバイスです。通常鏡は、物が鏡に映って終わりなんですが、AIプレートは、プレートを通り抜けて反対側の同じ距離に結像します。残念ですが、 2Dのカメラで撮影すると空中に浮いているものが実際に浮いて見えなくて、ガラスに貼り付いてように見えてしまいます。"

"このプレートの使い方としては、1つはデジタルサイネージで空中に広告を出すというのもあるんですが、今回は特にセ ンサーと組み合わせてインタラクティブにしたら何に使えるかというのがテーマです。例えばトロとかいくらとかお寿司が空中にあって、それを注文すると POSになっていてオーダーできます。これの最大の特徴は、スイッチを切ってしまえばそこには何もない平らなテーブルになりますから、そこで食事ができた りします。"

このAIプレートの進化形として、新しい技術も紹介しています。

"新しい技術というのは、フォーカスフリーのピコプロジェクターを使って、前後に動く物を作ろうというもので、例えば スロットマシンの中で今まで横にしか動いていなかったスリーセブンを縦に動かすというような技術の試作品であるとか、あるいは従来は1:1の距離で結像す るので、深い距離が必要だったんですが、これを1:nにして結像位置に対して浅い光源にするにはどうするかといった新しいチャレンジをしています。それは まだ画質が揺らいでたりとかまだ現実的にはなっていません。"

"実は自動車メーカーの大半、住宅メーカー、アミューズメント、特にスロット関係、多くの所に試作品を納めていますの で、皆さんモック版は作られていると思います。いろんなメーカーがそれを使ってどういう製品が作れてどういう販売ができるのかというのを研究して頂いてい る段階です。"

 

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半導体エネルギー研究所(SEL)は、FPD International 2013において、結晶性酸化物半導体「CAAC」を用いた、最新のディスプレイを展示しました。

"CAACというのは、C-Axis Aligned Crystal の略でして、C軸に配向した結晶の構造を持った材料ということです。CAAC自身は、一般的にいわれているアモルファスではなくて結晶ですので、非常に信 頼性が上がります。今まで酸化物半導体は信頼性が問題であると一般的にいわれていましたが、この材料を使う事でその問題が解決します。"

"ひとつはやはり、デザインの自由性を確保する曲がるディスプレイ、それから移動度が高いので非常に駆動力があるので、大きなディスプレイでも高精細にできます。この2つがポイントになると思います。"

フレキシブル性を利用したディスプレイとして提案されているもののひとつが、曲面部分も表示でき、額縁の無い「サイドロール OLEDディスプレイ」及び「トップロール OLEDディスプレイ」です。

プロトタイプは、326ppiの3.4型と302ppiの5.4型で、OLEDディスプレイの特徴である高い色再現性をそのまま表示できます。

 

「アクアトップディスプレイ」 は、電気通信大学 小池研究室が開発した水面をタッチディスプレイとするシステムです。

システムは、プロジェクター、Kinect、水槽で構成され、水槽には白い入浴剤を入れて水面を白くしています。Kinectで、水面から約1.4cm以上突き出た指を検出しており、上からのタッチに加え下からのタッチを個別に認識することができます。

"液体特有のジェスチャーが可能です。例えば、下から1本指でオブジェクトを突き刺すと、そのオブジェクトを自由に移 動することができます。2本指で突き刺すと、拡大・縮小・回転ができます。5本指で突き刺してそのまま水中に引きずり込むと、消去や一時保留といった機能 をつけることができます。特に液体特有だと思うのは、オブジェクトを水ごとすくいとって移動して落とすということができます。"

 

パイオニアが現在開発中の「シースループロジェクション」は、透明なスクリーンに映像を投影するタイプの透過型ディスプレイです。

透過型液晶よりも高い透過率と輝度を実現しており、ウィンドウディスプレイなどアイキャッチ効果を期待する場所での利用や、背景と映像を融合した空間演出へ活用できます。

"今回これは初めての公開なんですが、パイオニアが独自に開発した新しい技術を盛り込んだ特殊なスクリーンです。この スクリーンは、黒信号の部分が透明になります。ですからこのように黒信号が多いコンテンツですと、中の商品も良く見えて映像も綺麗に認識できるということ で、今までに無い映像空間が作り出せると考えています。"

"今までの透明ディスプレイに比べて透明部分の透過率が圧倒的に高いです。今でも80パーセント以上の透過率があります。映像の輝度も今までと比べて大変高い輝度が実現できています。"

"製品化の時期は、まだ開発途上なので、正式には決まっていません。用途は、このようなショーウインドウのようなデジタルサイネージを考えています。将来は自動車用に使えると考えています。"

 

これは、シャープとPixtronix社が、次世代のディスプレイとして共同で開発中の「IGZO MEMSディスプレイ」です。

各画素上に設けた微小なMEMSシャッターを開閉して光の量を制御することで、階調を表示し、シャッターの背面にバックライトとして置いたR、G、 BのLEDを順番に点灯させることでカラーを表示する仕組みで、あらゆる環境下で視認性と色再現性が高く、消費電力を格段に低くできるのが特徴です。

"既存の液晶と比べると、まず色を付けるカラーフィルターと色を遮る偏光板がありませんので、その分、光の減衰がありませんので、光を有効に利用できます。バックライトからの光が直接目に届くことによる高純度な色、明るさを見ていたただきたいと思います。"

光の利用効率は、カラーフィルターを使う従来の液晶の約10倍程度で、低消費電力を重視したモードと色再現性を重視したモードを切り替えるといった使い方が可能です。

また、微小なシャッターの駆動回路を構成するTFTに、環境温度に対する特性の変動が少ないIGZOの技術を応用したことで、幅広い温度条件で使うことができます。

 

"東京大学 廣瀬・谷川研究室では、人の感情状態をバーチャルに作り出す、影響を与えるようなシステムについて研究開発しています。"

"今回、鏡のようなシステムを展示していますが、この鏡は自分の実際の表情と違った表情が映し出されるようになってい ます。例えば、自分は普通の表情をしているのに鏡の中の自分が笑ったような表情をしていたり、悲しそうな表情をしていたりとか、そういった表情につられ て、自分の感情状態も変わっていって、笑った表情の時は自分の感情がよりポジティブになったり、悲しい表情の時はよりネガティブになったりとか、そういっ た表情の効果で人の感情状態に影響を与えるようなシステムになっています。"

"ディスプレイとカメラで構成されていて、カメラで人の映像を撮影して、そこから顔の領域を取得して顔のパーツを推定 します。そのパーツを少し歪めて、笑った表情だったら頬と口角に強く特徴が現れるので、その2点をいじってあげて、うれしい感情を示す表情を作り出してい ます。悲しい表情の場合は眉毛と瞼と口角をいじって、悲しみを示す表情を作り出しています。"